スペイン・バルセロナ留学:3か月・6か月・1年の留学費用&節約方法

3か月~1年のバルセロナ留学の費用

スペイン第二の都市バルセロナはスペインの中でも特に物価が高い事で知られ、長期留学の場合はしっかり留学費用を準備する必要があります。

スペインでビザが必要な留学は3か月(90日以上)の滞在で、ビザは期間によって2種類あります。

  • 91日~180日の留学(3か月以上6か月未満)→短期学生ビザ
  • 181日以上の留学(6か月以上)→長期学生ビザ

ここでは、3か月(12週間・ビザ不要)、6か月(24週間・短期ビザ)、1年(48週間・長期ビザ)のスペイン・バルセロナ留学総費用を紹介します。

注)コース費用は、平均~安めのスペイン語コースを提供しているKingsbrookで計算しています。スペイン国内・ヨーロッパ旅行・ショッピング・お土産代などは、個人差が大きいので費用には含めていません。
費用は為替レートにより数万円~10万円単位で前後します。

3か月(12週間)のバルセロナ留学費用

12週間=84日で、ビザの申請が必要なく手続きが簡単!
3か月なのでスペイン語をしっかり勉強ができレベルアップも実感できる期間です。

スペイン語コース(週20時間)+登録費1620ユーロ
シェアアパート+宿泊斡旋料1740ユーロ
食費・生活必需品600ユーロ(200ユーロx3か月)
交通費・交際費・SIMなど600ユーロ(200ユーロx3か月)
日本・バルセロナのフライト10万円前後

合計:約67万円(2020年9月現在1ユーロ=125円で計算)
スペインを旅行したり外食・ショッピングを楽しむ方は85万円~。

上記以外の費用としては、海外旅行保険に加入する場合はその費用がかかります。保険は任意ですが入っておいた方が安心です。クレジットカードに付帯した保険が使える場合もあるので要チェック。

もっと留学費用を抑えたい人は、自力でシェアアパートを探してもいいかもしれませんが、短期の場合はアパートを探すのが長期よりも難しくなります。

6か月(24週間)のバルセロナ留学費用

24週間=168日で、短期学生ビザが必要にります。
短期学生ビザは長期に比べ、提出する書類が少ない事、そしてスペイン到着後に手続きをしなくていいので、長く滞在は出来るけれど煩雑な手続き少ないのがメリットです。

スペイン語コース(週20時間)+登録費2970ユーロ
学校のシェアアパート(4週間)+宿泊斡旋料650ユーロ
個人で見つけたシェアアパート(20週間)2250~2500ユーロ(1か月450~500ユーロ)
食費・生活必需品1200ユーロ(200ユーロx6か月)
交通費・交際費・SIMなど1200ユーロ(200ユーロx6か月)
海外留学保険(たびほ)8万円前後
日本・バルセロナのフライト10万円前後

合計:約120万円~125万円(2020年9月現在1ユーロ=125円で計算)
旅行したり、外食も楽しみたい、住居にある程度こだわるならば150万円~。

海外留学保険は、オンラインで契約が出来る海外留学保険たびほの料金を参考にしています。もっと安い保険をお探しの方は、バルセロナ在住日本人で保険エキスパートの学生ビザ申請に利用出来るスペインの保険をご利用下さい。

シェアアパートは、1か月だけは学校のシェアアパートを利用し、その後自分でシェアアパートを探して引っ越しをすれば1か月辺り50ユーロ~100ユーロ程度節約が可能です。450ユーロよりも安いアパートはありますが、余り治安の悪い場所や環境の悪い部屋を選ばないようにしましょう。

1年(48週間)のバルセロナ留学費用

長期留学ビザを申請し、到着後にはスペインでビザをスペインの学生カード(Tarjeta de Estudiante)に書き換える申請、それに伴うEmpadronamiento(住民登録)が必要です。

スペイン語コース(週20時間)+登録費4950ユーロ
学校のシェアアパート(8週間)+宿泊斡旋料1180ユーロ
個人で見つけたシェアアパート(40週間)4500~5000ユーロ(1か月450~500ユーロ)
食費・生活必需品2400ユーロ(200ユーロx6か月)
交通費・交際費・SIMなど2400ユーロ(200ユーロx6か月)
海外留学保険(スペインの保険)400ユーロ前後
日本・バルセロナのフライト10万円前後

合計:約200万円~215万円(2020年9月現在1ユーロ=125円で計算)
スペインや近隣のヨーロッパを旅行、外食、ショッピングもそれなりにしたい人は、230万円~。

シェアアパートの期間は8週間(2か月)となっています。Kingsbrookをはじめ多くの語学学校は、学校の宿泊先を2か月予約することで長期留学やワーキングホリデーに欠かせないEmpadronamiento(住民登録)の手続きが可能です。

海外留学保険はスペインの保険を利用すると、割安になります。

スペイン留学の費用を節約するには?

留学が長期になると、当然ながらその分費用は高くなります。でも工夫次第で節約も可能です!

コース費用の節約の仕方

費用が安い学校は1クラスの人数が多かったり、週20時間授業のうち数時間は課外授業のようなクラスでカバーしている場合もあります。ただし、とにかくコース費用を安くしたい・なるべく長くバルセロナで生活することが目標と言う方には格安語学学校もお勧めです。

スペインのビザはマックス1年(52週間)で申請が可能です。学校によっては48週間コース+4週間バカンスで合計52週間や、46週間コース+6週間バカンスで合計48週間でビザの申請も可能です。
6か月滞在でもそのうち数週間をバカンスにすることもできます。
スペイン語コース+バカンスのお見積もり、格安語学学校の紹介、割引をご希望の方は、お気軽にお問い合せ下さい。

バルセロナ・スペイン留学では、留学のサポートが特に必要ではなく、学校と直接やり取りをされる方に割引を提供しております。詳しくはこちらをご覧下さい。

海外留学保険をスペインの保険にする

スペインの学生ビザ申請に利用出来るスペイン医療保険は、日本の保険よりも保険料金が割安になります。
スペインの保険については日本人保険エキスパートの川口さんに直接お問い合せ下さい。

大きな固定費、家賃を節約

まずは固定費である住居費。シェアアパートを利用する人が多いと思いますが、長期の場合はなるべく早く自分でシェアアパートを見つける事が節約の鍵です。上記の見積もりでは家賃は450ユーロ~としていますが上手に探せばもっと安い物件もあります。
長期留学の場合は、Empadronamiento(住民登録)の手続きがスペイン入国後1か月以内に必要です。学校のシェアアパートは1か月のみで、2か月目から自分で探したシェアアパートに移動すると上記の見積もりよりも安くなります。

食費・交通費・交際費の節約

食費は自炊が基本。スペインは食材が安く、逆に外食は日本よりも割高です。
学校などへも水筒や水のボトルを持っていくと学校内の自動販売機やバルでお茶・コーヒーを注文せずに済みます。

バルセロナは大きな都市なのである程度バスや地下鉄の利用は必要になります。でも歩いてける場所もたくさんあるので、学校や仕事場近くにシェアアパートを借りれば交通費の節約も可能!

ビーチに行ったり、無料野外コンサートを楽しんだり、公園でピクニックをしたり、誰かの家で持ち寄り各国料理パーティをしたり…学生は学生なりのお金がかからないレジャーが沢山あります。工夫・節約を楽しんで素敵なバルセロナ留学生活を送って下さい!

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