バルセロナ留学中にスペインの銀行口座を開設

スペインで銀行口座を開設に必要なモノは？

スペインで外国人が銀行口座を開設するのに必要なものは、基本的にはパスポートと現金のみ！
すでにTarjeta de estudiante（タルヘタ・デ・エストゥディアンテ、学生証）を所持している場合は、パスポートと一緒にこちらも提示して下さい。現金は特にいくら必要とは決まっていないので、50ユーロ程度でも大丈夫です。

銀行や支店によってはスペインの居住者でないと判断された場合（学生は滞在者で居住者ではありません）は、Residencia sin permisoという書類を警察署に言って取得してくるようにと言われる場合もあります。

この辺りの判断は、スペインなので銀行や支店あるいは担当者（！）によって違ってくるので、まずはお目当ての銀行に行き、口座開設には何が必要か聞いてみましょう。

銀行はどうやって選ぶ？

上記にも書きましたが、同じ銀行でも支店によって対応が違ったり、同じ支店なのに前回対応してくれた担当者と今回の担当者ではいう事が全く違う…と言うことがあります。

このような理由から「ココの銀行なら絶対に大丈夫！」と太鼓判を押すことはできませんが、外国人でもスムーズに対応してくれそうな銀行の選び方はあります！

スペイン中に支店がある大手銀行

Santander、BBVA、La Caixa、Bankia辺りがスペインの大手銀行になります。

バルセロナ以外にも支店がたくさんある銀行は、旅行でバルセロナから出た時もATMの利用がスムーズ！

バルセロナの中心部で外国人利用率が高そうな支店

バルセロナの中心部や観光客の多そうな銀行は、外国人慣れしています。非居住者としての口座開設も比較的スムーズだったり、日本円の両替などもできます。英語が出来る銀行員がいる場合も！

クラスメイトが口座を持っている支店

同じ学校のクラスメイトや友人が銀行口座を持っているのであれば、同じ銀行や支店にトライ！「私の友達も留学生でこちらで口座を開けたの。」なんて言うと「そうなの？」とすんなり手続きしてくれる場合もあります。

スペインでの諸々の手続きはとにかく口コミや経験談が一番頼りになります。

通っている語学学校におススメの支店はあるか聞いてみるのも良いかも。以前、銀行口座開設に戸惑っていた留学生が語学学校と取引のある支店ですんなり口座開設出来たケースがありました。

スペインで口座開設する時の注意点

スペインの銀行口座は、給料振り込み口座でない場合、口座維持費の手数料が必要です。ATMでお金を引き出すためのキャッシュカードの維持費（手数料）もかかります。

手数料や維持費が気になる場合は、銀行を何軒か周り安いところを探してみましょう。

もし銀行からクレジットカードを勧められた場合は、維持費や手数料がかからないものなのか確認しましょう。基本的にこちらの銀行カード（キャッシュカード）はその場で引き落としが完了し、更にクレジットカード機能付きなので特にクレジットカードは必要ありません。手数料や維持費が気になる場合は、銀行を何軒か周り安いところを探してみましょう。

日本人からすれば、口座を開けるなぜ維持費が取られるの？　と納得いかないかもしれませんが、日本とスペインのシステムの違いなので仕方ありません。

その代わりと言ってはなんですが、スペインでは口座を持っている銀行のATMや提携銀行のATMであれば、現金の引き出しは24時間手数料無料です！

銀行口座開設に必要なスペイン語ボキャブラリー

スペイン語で「口座を開きたいです。」は、

Quiero abrir una cuenta, por favor.

もう少し丁寧な言い方もありますが、これが一番簡単な言い方でしょう。

スペインの銀行で必要な基本的なスペイン語

銀行口座の開設、携帯電話のSIMカード購入や契約、シェアアパート探しなど留学中は自分でやらなければならないことがたくさん。でも当たって砕けろで頑張ってみて下さい。なんとななります！　不便で不自由なのもスペイン留学生活の大事な一部です。