
バルセロナでスペイン語留学中にアルバイトや仕事はできる?
スペイン長期学生ビザを取得している人は週30週間までアルバイト可能!
スペインで仕事(アルバイト)をすることは条件が揃えば可能です。
- 長期学生ビザを申請しスペイン留学スタート
- スペイン入国後にTIE(Tarjeta de Identidad de Extranjero、学生証)を申請し取得
- 仕事を探し、雇用主あるいは学生が社会保険の登録などを行う
これで、留学生として週30時間までの労働が可能です。あくまでもアルバイトで学業をおろそかにすることは出来きないので、学校やコースの時間割と被っていない時間の仕事になります。
スペインで仕事をする時に気を付ける事
要注意なのが、「すぐに仕事して欲しいから取り敢えずNegroで。」と言われること。
この「Negro(ネグロ)」というのはスペイン語で黒・ブラックを意味し、お給料は現金支払いで、契約書なし・社会保険の支払いもなし・何かあっても一切保証なしという事です。当然不法労働になるので安易に引き受けないようにしましょう。
また、アルバイト用の労働許可の有効期限は、TIE(Tarjeta de Identidad de Extranjero)の有効期限に準じます。TIEの延長が却下された場合は合法的に仕事はできません。また延長手続き中は合法的に労働可能となっていますが、スペインの法律はコロコロ変わるので、仕事を続ける場合は確認が必要です。
日本人留学生がアルバイトをするのは可能だけれど難しいこともある
バルセロナやマドリードの大都市では、日本語を使う仕事や日本人を必要としている職種、または学生向け・ワーキングホリデー向けの仕事(アルバイト)は他都市に比べて多いです。
バルセロナ留学スタート後すぐに仕事を見つけられる人は少ないので、取り敢えずはスペイン語をしっかり勉強し、口コミで仕事が見つかる事も多いので日本人・スペイン人に関わらず周りに声を声をかけて仕事を探していること、自分は何が得意か、何が出来るかをアピールすることも大事です。
当サイトでもバルセロナでの仕事・アルバイト情報を随時UPしています。興味のある方はこちらをご覧下さい。
バルセロナで留学生としてアルバイトや仕事をする時の心構え
あくまでも目的はスペイン語の取得やバルセロナに住むこと第一として、ご縁があれば仕事をしてみようと言ったゆったりした気持ちが大事です。
留学生としてバルセロナに行くのに、初めから留学費用や生活費の足しは現地でアルバイトと言うのは仕事が見つからなかった時に大変な事になります。
貯金や留学計画はちょっと余裕あるぐらいが安心。また、スペインは日本と比べるとお給料は安いのでこんなに働いてこれだけ?と驚くことがあるかもしれません。お金を貯めるだけなら日本の方が簡単です。
もちろん将来スペインで仕事をしたいからその足掛かりに!と思っている人もいると思います。でもまずスペインで仕事をしたり生活するにはスペイン語が大事。スペイン語力のアップを目指すことがスペインでの就職への第一歩です。
かくいう私も実はスペインでアルバイト可能な労働許可をある会社に申請してもらったことがスペイン移住のスタートでした。その後バルセロナで学生と仕事を両立し今に至ります。アルバイトとして仕事を始めた職場やインターンで気に入ってもらって労働許可を申請してもらう事はあります。いい仕事が見つかりますように!