コロナウイルス:ビザ申請やスペインでの手続き

ビザは申請できる?スペインでの手続きはどうなっている?

2020年3月23日現在スペインでは、Estado de Alarma(警戒事態)中で、生活に最低限必要な外出以外は禁止となっています。

3月22日にはペドロ・サンチェス首相が警戒事態を15日延長と発表(4月11日まで)しました。26日に国会での承認が必要ですがほぼ1か月の外出禁止確定です。また、危険度はスペイン全土でレベル3、渡航中止勧告がでており一般の旅行者はスペインに入国が出来ません。

このような状況の中、スペイン大使館にビザの申請・発給、ビザ取得後の留学やワーキングホリデーの延長に関して、またスペインの移民局(Extranjería)に手続きのための予約などはどうなっているのか回答を求めました。

学生ビザ・ワーキングホリデービザの申請と発給

スペイン大使館からの回答は、

学生ビザ・ワーキングホリデービザともに、申請と発給が可能

でした。と言う事で留学やワーキングホリデービザ申請の準備をする事は可能です。

詳しくは、「コロナウイルス:学生ビザ&ワーキングホリデービザ申請・発給について」をご覧下さい。(姉妹サイトバレンシア・スペイン留学に飛びます)

学生ビザ・ワーキングホリデービザ取得後のスペイン入国延期

すでに学生ビザ・ワーキングホリデービザが発給され、スペイン入国日も決まっている場合はどうすればいいのか。

スペイン大使館からの回答は

学生ビザの場合は手続きをすればスペイン入国日延期(帰国日も延期)可能。
帰国日の延期を希望しない場合は、入国日の遅れが2か月程度であればそのまま発給されたビザを持って入国。

ワーキングホリデービザの場合は、スペイン入国を延期しても帰国日の延期は不可。学生ビザと違い、延期のための手続きはなし。

と言う事でした。1回しか申請できないワーキングホリデービザなのに出発日を延期しても、帰国日の延期はなしと言うのは厳しいですね。

学生ビザの延期など詳しくは、「コロナウイルス:学生ビザ・ワーホリビザ取得後の入国延期」をご覧下さい。(姉妹サイトバレンシア・スペイン留学に飛びます)

スペインでの学生ビザ関連手続き

長期学生ビザでスペインに入国した場合は、入国後1か月以内に「Tarjeta de Estudiante」と呼ばれる学生として身分証明書(学生証)を取得するための手続きが必要です。

現在これらの手続きは休止しています。手続きのための予約日(Cita)も自動的にキャンセルされていますので、Estado de Alarma(警戒事態)が解除されてからの手続きとなります。

キャンセルされた予約(Cita)はその後自分で新たに予約を取り直すか、警察で予約日を振り分けお知らせが来るかは各州により違います。必ずどのような手続きになるか警察署や移民局にお問い合せ下さい。

コロナウイルス:警戒事態期間中のビザ関連手続きの予約(Cita)」をご参照下さい。(姉妹サイトバレンシア・スペイン留学に飛びます)

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