バルセロナ留学中のアパートシェア:長所・短所・チェック項目
スペイン人と一緒に暮らす
短期留学と違い、長期留学の場合は初めの3か月を過ぎたら断然おススメなのがスペイン人とのアパート(マンション)シェア!
アパートシェアは、学生や仕事をしていても結婚や同棲をしていない20代・30代のスペイン人にはとてもポピュラーな暮らし方で、スペイン語でアパートシェア(シェアアパート)はpiso compartido(ピソ・コンパルティード)といいます。
Intercambio(インテルカンビオ、言語交換)はスペイン語と日本語を教えあうシステムですが、アパートのシェアで同居人がスペイン人であれば毎日スペイン語のシャワーを浴びることも夢ではありません!
アパートシェアの探し方はこちらから。
アパートシェア生活の長所
- 共有部分(キッチン・居間・バスルーム)はシェア、各自1部屋分の家賃を払うので家賃が安く抑えられる。
- 光熱費がシェア代に含まれていると、月々の出費のコントロールが楽。
- 家具や寝具もそろった場所が多いので、そのまますぐに入居できる。
- 退去の手続きも簡単。
- アパートシェアであれば、1年未満でも住居を見つけやすい。
- スペイン人や南米人とシェアできればスペイン語漬けの生活ができる。
- 同居人を通じてどんどん知り合いが増える。
アパートシェア生活の短所の短所
- キッチン・居間・バス&トイレが共有スペースで、プライバシーが守られるのは自分の部屋だけ。
- 同居人と性格や習慣が合わない場合もある。(妥協や歩み寄りも少しは必要です。)
- バルセロナなので同居人がカタルーニャ語ばかり話す。(入居前にしっかりチェック!)
- 人の出入りが多く落ち着かない場合がある。
- シェアメイトに掃除をしなかったり、皿洗いやゴミ捨てをしない人がいる可能性も。
アパートシェアを探す時に気を付けるべきこと
- タバコの禁煙・喫煙、ペットの有無など大事なことははっきり聞く。
- 契約書を作ってもらえるか。
- Fianza(フィアンサ)やDepósito(デポシト)と呼ばれる保証金を払う場合は、必ずサイン入りの領収書をもらう。
- 入居日と退去日を確認。
- Empadronamiento(エンパドロナミエント、住民登録)と呼ばれる手続きをその家の住所でさせてくれるか確認。
- 光熱費やインターネット費用は含まれているか。家賃以外の出費はないか。
- 光熱費やインターネット費は込みか。ベットの場合は毎月定額かそれとも月ごとに料金に変動があるか。
- アパートをシェアする人数、同居人の性別・年齢・国籍。
- アパート内の共通語はスペイン語か。
- 部屋の日当たり。
- 共有部分の掃除。
- 学校までのアクセスと治安。
- 家に人を招待してもいいか、また他の友人達は友人や恋人を招き入れているか。
- 部屋に箪笥や勉強机など最低限の設備はあるか。
- 家の周りには、銀行・バス停・地下鉄・スーパーなど公共の施設が揃っているか。
- お風呂のお湯はガスか。(電気の場合はお湯のタンクがカラになった場合、次に熱いお湯が使えるまでには少々時間が必要です。)スペインでは湯船につかることは一般的ではないので、どうしてもお風呂に入りたい方はそのあたりも入居前に交渉が必要です。
そして、もちろん一番大事なのは、同居人たちと気が合いそうか、というところです。
確認項目がたくさんあり、アパートが見つかるかな…と不安に思うかもしれませんが、スペインでは日本人はシェアメイトとしてとっても人気です。理由は日本人は清潔で・静かで・パーティなどを夜遅くまでしない礼儀正しい人たちという印象があるから。日本人ブランドを最大限に利用してバルセロナ留学中に快適に生活できる部屋を見つけて下さいね!
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